第1回 ㈱リミックスポイントとインスペック㈱への投資

主に注目分野としてAI、FinTech(特に「暗号通貨」)、Big Data、検索、民泊、シェア、知財、有機液晶関連に絞って取り上げていきたいと思います。

今回はまずジャブ程度に・・・

昨年末から注目している㈱リミックスポイント(3825)。

当時は150円を切っていましたが、年明けから少しずつ値を切り上げながら今年1月末には300円台へ。その後、5月末までは200円台から300円台で推移しましたが、5月23日の395円示現後はグングン値を切り上げ5月30日には700円台、翌31日には800円台、そして6月8日には1000円大台に乗せました。

6月19日に1820円の高値を付けた後は押し目に入り一昨日の14日(金)には1200円(前日比+25円)で引けています。

当初の材料は「民泊」への参入でしたが、直近では「仮想通貨取引所開設」を材料に急騰しています。

現在は直近高値からの下降局面ですが、問題はどこまで下げるのか(≒どこで拾うのか)ということが気になるところです。

チャートからは、上昇しつつある13週平均移動線との接触が予測されるタイミング(1000円割れの水準?)が反発の時期になりそうに思えます。

現在BTC(ビットコイン)をはじめイーサリアムなど仮想通貨の暴落が影を差していますから、当面様子見を決め込みでいいのではないでしょうか。上手くいけば8月中旬(早ければ初旬?)くらいに買い場を迎えるかもしれません。

ただし、26週線を割り込むようだと今回の上げ相場は一旦終了するかもしれませんので株価チャート変化にはご注目ください。

とは言え、仮想通貨は今後も折に触れ話題に上るはずですから、リミックスポイントに限らず関連銘柄の株価チェックも欠かせませんね。

 

さて、次は6月下旬から注目しているインスペック㈱(6656)で、材料は有機液晶関連(高品質検査装置で世界No.1)です。

10数年前までは日本が技術開発で圧倒的にリードしていた市場ですが、市場が花開く前に日本メーカーの大半が撤退してしまい、現在はスマホ用小型パネルではサムソン、TV用大型パネルではLGと、どちらも韓国勢が圧倒的なシェアを持っています。また中国企業も参入し始めており、さらには米アップル社が新型アイフォンへの採用を表明したことでこれから短期間で大きく花開く市場となっていきます。

これまで韓国や中国では人件費の安さを武器に人手(目視など)で検査していましたが、量産されるとこれまで敬遠されていた高額な検査装置が間違いなく見直されてきます。

実際、インスペック社の検査装置は高額にもかかわらず直近の引き合いが活況で、同社中期計画で2020年4月期には2017年比で約4倍弱にあたる経常利益6億円を計画しているようです。

会社開示による30年4月期6月受注速報でも5月~6月累計443百万円(前期比218%)と好調な受注状況を示しています。

同社株価は1100円台~1200円台で推移していましたが、小幅な上げ下げを繰り返しながら1300円台に水準訂正し、一昨日の14日(金)には高値1579円、終値1540円(前日比+100円)と上昇ラインを鮮明にしました。第一目標の1500円は上抜いてしまいましたが、ここからは「下げれば買い(押し目買い)」の方針で十分でしょう。

当面の目標は昨年7月6日(水)に付けた2,150円台の奪還で、中期的には3,000円以上の青天井相場の期待も可能でしょう。

実は、私がこの銘柄に目を付けたのは訳があります。それは私の株の師匠である森先生の教え(「半導体銘柄がそろって大化けしたときにメーカー(NECなど弱電メーカー)以上に爆騰したのは製造装置メーカー(東京精密や東京エレクトロン、国際電気など)であり、それ以上に超爆騰したのは検査装置メーカー(安藤電気やタケダ理研=現「アドバンテスト」)であった」)にあります。

当時100円台だった安藤電気(NEC系)は160倍以上に大化けしています。勿論、今回のインスペックが100倍に化けるとはかけらも思いませんが、もし有機液晶関連銘柄が一相場作るのならば、インスペックの5,000円台は有り得るかもしれません。

今後の方針として、私は2,000円前後で持ち株の半分を手放し(これで投資資金をほぼ全額回収できます!)、3,000円近辺で残りの半分を売却(これで利益が出ます!)します。残りは「果報は寝て待て!」で数年持ち続けてみようと思っています。

さてどうなりますことやら・・・(苦笑)

 

※以上は、何の保証もない私の個人的見解ですから、皆様の「投資判断」は個人の責任でお願い致します。